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2008/11/15(土) 安良里黄金崎ダイビングVol.1 [ダイビング 西伊豆]

2008/11/15(土)は、西伊豆安良里黄金崎で2ビーチダイビングでした。

前週までは西風が強く吹き、西伊豆が大打撃。逆に東伊豆はベタベタでした。
ここへ来て、北東風に変り西伊豆が好調(当然東は荒れ気味)に。

で、以前から話題になっている奴に是非会いに行きたいということで西行きを決定。
節約の為6時前に東名に入ったのですが、すでにやや渋滞気味。
ガソリンが120円を切ったこと(この日は117円)が、行楽の人手を加速したようです。
無事9時には黄金崎に到着。

天気は朝のうちは太陽燦燦。海も満ち潮でベタベタ。言うこと無しです。
気温は19度、水温は20度で水の中の方が暖かいんですね。
初めはセミドライ1枚で行ってみました。結果は?・・・後で出てきます。
まずは、今回の一枚はもちろん奴です。

Photo1 マスダオコゼ(-17m)
_081115_110631.jpg
今年、久々に黄金に現れた一押しアイドル(?)です。(普通の人には地味すぎてあまり人気が・・・)
カサゴ目イボオコゼ科マスダオコゼ属というオコゼ類の隙間的な分類の種で、研究は専門家の間でもほとんど進んでいないそうですが、他のオコゼ類との区別は「背鰭が目のすぐ後ろから高く突き出ている」だそうです。
決して南方種ではなく日本中に色んな種類が居るようなのですが、稀種。実は、ただ見つからないだけって説も有ります。(後でまた出てきます)

Photo2 ヒメユリハゼ(-10m)
_081115_103002.jpg
今年は珍しくIOPでも見られていますが、もともとここや井田で良く見られているそうです。
もう少しジックリ撮りたかったのですが、見たい希望にこいつを入れるのを忘れた為、通りすがりにちょっと寄り道的な写真しか撮れませんでした。
IOPよりは人馴れしているように感じました。

Photo3 マトウダイ(-10m)
_081115_103216-matodai.jpg
寒くなると深い方からやって来ます。
でも今年はやけに早い?まだそれほど水温が下がっているとは思えないんですが・・・。
もしかして、深場との水温性あまり無いんでしょうか?
ついでに言うと、普段浅場でよく見るのは若魚なのですが、こいつは完全に成魚です。
今年はこの成魚がちょくちょく浅場で見られているそうです。やはり何か海の中が変ってきているのでしょうか?

Photo4 ネジリンボウ(-12m)
_081115_103553.jpg
黄金と言えばネジリンボウ、ネジリンボウと言えば黄金というほど、ここの代名詞的なハゼですよね。
特にこの時期だと超人馴れした奴も珍しくありません。以前はカメラを向けると泳ぎ始めるヒレナガが居たこともあります。
が、こいつは思ったより慎重派?これが精一杯でした。
やはり個体により性格はバラバラなようです。

Photo5 ササハゼ(-12m)
_081115_104230.jpg
あまり近寄らせてくれませんでした。というか、前回同様巣穴に逃げ込まれました。
こいつは比較的巣穴から遠出する(または巣穴から敵を遠ざけようとする)ようで、引っ込まずに逃げ回ることが多かったのですが、前回ここ黄金であっさり引っ込まれ、「こいつも巣穴があるんだ」と認識させられた奴です。
ガイドさんによると、こいつの巣穴はエビに頼らず自力で作られるようです。確かに「店番なんかしてられるかよ!」ってタイプですよね。それ以前にこの体型だと、小さなエビの巣穴じゃつっかえるか破壊しそうです。

Photo6 ダイナンウミヘビ(-13m)
_081115_104410.jpg
突き出した口も良く見ると上顎の方が先に出ているんですね。これは鼻?なにか可愛らしく見えてきました。
上顎の下には口に収まらない牙のようなものが付いています。以前勘違いしていた頃だと、これって毒があるんじゃと怖がっているところですが、今はチャームポイントの八重歯ってとこですかね。
そういえば、こいつは魚ですから問題ありませんが、最近本物の蛇が流れ着いているようです。撮影者によるとクロガシラウミヘビではないかと・・・。
コブラ科とはいえイイジマウミヘビは爬虫類でも毒腺が退化していますが、クロガシラだと猛毒のはずです。歯が小さくなっているので噛まれ難いとはいえ、この系統の抗体はありませんから注意が必要ですよね。

Photo7 サツマカサゴ(-14m)
_081115_104614-satumakasago.jpg
サツマカサゴとしてはまだ若い固体のようですね。
広げた胸鰭の内側に綺麗な模様があるのですが、中々タイミングよく広げてはくれないものです。
ところで、こいつは泳ぐと言うより跳ねるように移動します。
この時もカメラを向けたらカメラの下に潜り込むように飛び込んできました。
実はこの写真の前に、ぶれた背中が写った一枚があるんですよ・・・。

Photo8 テンスモドキ(-14m)
_081115_104823.jpg
つい先日IOPで珍しいと思って久々に撮ったのですが、あっさりここでも撮れてしまいました。
以前初めて撮ったのもここですから、きっとここには多いのではと予想できます。が、あまり人気は無いようです。
まあ、こいつが泳いでいても、マダイかクロサギ辺りと区別されないよう思うので仕方ないでしょう。
極普通に、タカサゴヒメジやトラギスと同じレベルでそこに存在していました。

Photo9 テングノオトシゴ(-15m)
_081115_105154.jpg
去年大瀬で同じような時期に見た覚えがあります。
あのときの個体は白く、また、図鑑も白っぽい個体が載っていたので、初めこいつを見たときは何だ?と思っちゃいました。事前に居ると聞いていなければ、きっとすぐには分からなかったと思います。
ついでにいえば、図鑑の奴は雄は鼻の先端が肥大化し、雌は短いのですが、こいつは細長いです。でもやっぱり雌と考えるべきですかね。

Photo10 マツカサウオyg(10円玉大-16m)
_081115_105441.jpg
ケイソンに来て何気なく見回していると・・・、小さなトサカの陰で黄色いのがチラチラ。
え、何?マツカサウオ?体に比べ、眼や鰭がやけに大きいです。
いや、驚きました、こんなところに隠れているんですね。
大きさは10円玉大とまだまだ極小サイズ。大きくなったらとてもこんなところには隠れられないですね。
その後話題に上らないので、すぐに居なくなっちゃたのか、はたまた特に人気も無いのでしょうか。

Photo11 ヨスジフエダイ(-15m)
_081115_105709.jpg
ケイソンの上で4,5匹が群れていました。
確かに季節来遊ですが、それほど珍しいと言う感じがしないので、一応撮っては見ました。(贅沢!)
ガイドさんがクエストに何か書いていたのもちょっとは気になったのですが、このときは特に何も考えていませんでした。
後で聞くと、中にお腹が白っぽい奴が居て、こいつはベンガルフエダイと言う別種だと言うんです。
調べてみると頭部の湾曲や口の角度や色に微妙な違いがあるようにも見えますが、並べて比較しないと分からないのではと思います。
もう少しちゃんと注意書きを読むべきでした・・・orz

Photo12 マスダオコゼ(-17m)
_081115_110508.jpg
先頭の写真とは少し角度を変えて写したものをUPしました。
擬態の超名人と言うことで、毎日見ているガイドさんでさえ、たった数10センチ角のエリア内で見つけられないこともあるといいます。
カメラで撮っていて、ちょっと目を離したら居なくなり探すこと数十分。実は5cmと離れていないところに居たということも1回や2回ではないということです。
この日は幸いにして同行のメンバーさんが一目で見つけてくれたので助かりました。本当に素早かったです。眼が良いって重要ですよね。
見つけてさえしまえば、ジックリ撮ることが可能です。超どアップにも応えてくれました。

Photo13 トラフケボリダカラガイ(-16m)
_081115_110904.jpg

マスダオコゼの居たすぐ脇の岩にあったについている”ヤギ類”にへばり付いていました。
比較的良く見かけるのですが、一応撮っておきました。
後で写真を見ると、外套幕がややめくれ初め、中の本体が外に出ているでは有りませんか。
もう少し粘ったら完全に出て来たかもしれないですね。

ところで、この周辺にはピンク色の極小オオモンカエルアンコウとカミソリウオのペアが居たらしいのですが、マスダ君に気を取られている内にだんだん寒さが身にしみてきて・・・。
ここですでに50分近くですからさすがに寒さに耐え切れなくなって来ました。

Photo14 イソギンチャクモエビ(-7m)
_081115_111933.jpg
実はこの辺りではもう寒さが限界。もういいから早く戻ろう状態でした。
ついでに、エアが減ってきて浮き易くなり、浅いところを移動するにはず~っと吐き気味。
途中、ミツボシクロスズメダイ等もいましたし、この写真のグビジンイソギンチャクで小さなイソギンチャクモエビなども見つけたのですが、ま、適当に撮って戻ってきちゃいました。

エキジットの時には、2本目はアンダーを着ることを心に誓い、ウェイトを1kg増やすことにしました。
早くお風呂で温まって着替えちゃおっと。
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risingmoon

あ、こっちの日記は私が見たものオンパレードだ(^ω^)
ちょっと安心しました(笑)
マスダさんほんと擬態名人でしたね~!オコゼときいてある程度予測しながらみたのですが、どのオコゼよりうまい!イチオシです!
白い姿がまたかわいかったです^^

そうそう、この日のネジは寄らせてくれませんでしたね。。。ぜんぜん出てきてくれないし(´;ω;`)ウッ…
RYOさんの話とちがう~~とボソボソいいながら撮った思い出がありますw
でもほんとここのネジは大きい!

近いうちに私もここにいった日記うpしますね^^

by risingmoon (2008-11-27 18:15) 

ryo

>risingmoonさん

このマスダ君が第一目的だったので、震えながらもしっかり撮って来ました。撮れて良かったです。

ネジリンボウの数が少なかったですね。さすがに旬を過ぎちゃったのでしょうか?大きいのは成長した証ですから、警戒心が強めなのかもしれませんね。(じゃ警戒心の弱いのはどうなったんだろう・・・、考えたくありません。)

日記はレンベの後ですね。
気長に待つことにします。

by ryo (2008-11-27 19:11) 

SAKANAKANE

マスダ君、私はrisingmoonさんの方で先に見てしまっていたんですが、実に羨ましいです。
マトウダイの写真、とても良い感じですね。
ササハゼは、ライトを当てるとホントにキレイですね。
ダイナンウミヘビの八重歯は、今まで気付きませんでした。
テンスモドキは、まだ見た覚えが無いんですが、単に見落としてるだけなんでしょうかね?
テングノオトシゴも、羨ましいです。
ベンガルフエダイって、初めて聞きました。伊豆にいるのはほとんどソッチなんでしょうか?
トラフケボリダカラガイの中身も、初めて見ました。
水温20度だったら、私ならいくらでも粘れそうです。
by SAKANAKANE (2009-01-04 03:35) 

ryo

>SAKANAKANEさん

もう、このマスダ君が第一目的だったので、とにかく目的達成です。
この日は結構色々収穫があって面白い一日でした。
マトウダイもこの時期にこの大きさの奴がこんな浅いところまで来るのは珍しいのではないでしょうか。
テンスモドキは気にしていないとマダイ程度にしか見えないかもしれませんね。
テングノオトシゴも黒は初めて(といっても今までに1回しか見たことはないのですが・・)で新鮮でした。
ベンガルフエダイについては、ヨスジの中に少しだけお腹が白いのがいて、こいつが別種だと言う話です。同時に何匹か撮って比べないと分からないですよね。
最近、こういった貝にもウミウシやカタツムリのような中身があることを知り、中身にもちょっと興味が出てきました。
by ryo (2009-01-04 20:34) 

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